自然豊かな静岡県の伊豆半島の西南にある岩科山天然寺は、室町時代後期に当たる応仁2年に開基された浄土宗の寺院です。
江戸時代に洪水により堂宇が流出していますが、その後に再建されて今日に至っています。
そのため伊豆半島では600年に近い歴史を有し、隣接地には国の重要文化財にも指定されている岩科学校があるなど、地元の松崎町内の観光スポットのひとつでもあります。
岩科山天然寺はこうした古くからの歴史を背景として、地元でも親しまれているところですが、伝統を守りつつも新しい時代に対応した取り組みも行っています。
たとえば跡継ぎがいない人などのための永代供養や家族同然に愛されるペットの供養などはその一例といえます。
また最近では全国的にも御朱印ブームとなっており、御朱印を目当てに寺院や神社を訪れる人たちも増えています。
岩科山天然寺でも御朱印やお守りの頒布などの対応も行っていますので、そうした目的で旅に出る人にとっても朗報といえます。